今回のミニカーはトヨタA70型スープラのミニカーです。写真のミニカーはアシェット『国産名車プレミアムコレクション 13 TOYOTA SUPRA A70 [MA70] 1986』として発売されたモデルです。
このモデルはとても精巧に作られています。プレミアムを謳っているので高額ですがA70型スープラの発売を待っていました。このMA70型スープラは「トヨタ3000GT」としてデビューした1986年の、テレビCMやカタログのイメージの前期型そのものですね。
1/43サイズとしてのA70型スープラ前期型は初めて手にしました。アシェットからは確か2017年に『国産名車コレクション』として、1/24サイズの前期型MA70型スープラが発売されたと思います。『国産名車コレクション』のMA70型スープラは1/24サイズと大柄だったので買いませんでした。このブログはミニカーを飾る場所に困って記録として始めたので。
前期型のこのワインレッドが表現されておらず不評だったようですね。1/24サイズだったとしても、この色をミニカーで再現するのは難しいのかもしれませんね。後期型ではカタログから消えてしまうのが残念でした。デビュー当時のこのMA70型スープラは確かナローボディだったかな。5ナンバーサイズなのですが排気量が3リッターで3ナンバーだったような。ナローボディもワイドボディも乗り継いできたので、このミニカーのフェンダーは正確かな?と思えてしまいますが前期型はとても嬉しいです。
15インチと思われるホイールも、A60型セリカXXからのモデルチェンジを印象付けるバンパー形状も、七宝焼きエンブレムも、テールレンズも、ワイパーも再現されているのが嬉しい。内装もインパネもとても細かく作り込まれていてドアミラーには鏡まで再現されていますね。
デビュー当時の赤色とは違うのかもしれませんが、グランドツーリングカーとして落ち着いた赤色で気に入っています。アシェットは1/24サイズの時に不評だった色やSUPRAのロゴなどを改善してくれたんですね。内装の色も当時は赤かったりすると思いますが充分です。
今では高過ぎて古過ぎて想い出に浸るしかありませんね。1986年当時はすぐにミニカーが発売されるような時代ではありませんでしたね。こうして令和になってミニカーとして発売されるのはとても嬉しいです。
アシェットの『国産名車プレミアムコレクション』のラインナップにはまだまだ他の国産名車が揃っています。これからも楽しみにしています。